【必見】タクシードライバー向け健康管理 ~暑い季節編~
こんにちは、今回はタクシー業界を目指している方、転職を考えている方、既に乗務されている方に向けて
もしくは会社移動を考えている方向けに、タクシードライバーには付き物の健康管理について、分かりやすく解説します。
「タクシードライバーは体が資本だと思うけど、どういうことに気を付けているの?」
「タクシードライバーが掛かりやすい病気って?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、具体例とともに丁寧に説明していきます。
今回は【暑い季節編】になっていますので、対策なども載せますので、参考にしてみてくださいね。
暑い季節、タクシードライバーの皆さんにとっては車内の高温や長時間の運転が体に大きな負担となります。
この季節独特とはいえ、熱中症や脱水症状になりやすいので、安全に乗務する為にもそういった症状にならないよう
対策をしっかりと確認しておいてください。
~ 水分・塩分補給を徹底しましょう~
熱中症や脱水症状の予防に有効なのは、やはり水分と塩分の補給です。
車内は外気以上に温度が高くなることが多い為、喉が渇く前にこまめに水分補給をしましょう。
特にペットボトルの水やお茶・スポーツドリンクなどを常備し、少量ずつ定期的に飲むことが大切です。
汗を多くかいた日は塩分補給も忘れないよう、塩飴や塩タブレット・梅干しなどを携帯しておくと安心です。
~ エアコン・日除けで快適な車内環境を~
車内の温度管理も大切です。エアコンの設定温度は25~28℃程度を目安に、外気温との差が大きくなり過ぎないよう注意。
お客様から温度を下げてくれと言われた場合は要対応ですが、空車時などは窓を開ける等して社内温度を調整してください。
また、サンシェードやカーテンなどを用意して直射日光を遮るのも効果的です。実車中には使用できませんが、休憩時に使用しましょう。
待機中や休憩中はドアを開けてしっかりと換気することも効果的です。
~ 身だしなみと休憩もポイント~
暑い日は吸汗速乾素材のシャツを制服の下に着用したりすることも効果を発揮します。
外での乗降時や待機中には帽子を活用するのも有効ですが、事前に会社に着用していいか確認が必要です。
また、1~2時間に一度は15分程度の休憩をとり、車外で軽く体を動かすことで血流を良くし、リフレッシュすることも大切です。
~ 少しでも異変を感じたら無理しないこと~
めまいや吐き気、頭痛、身体のだるさを感じたら熱中症など体調不良のサインかもしれません。
そんな時はすぐに休憩をとり、水分と塩分を補給し身体の様子を見てください。間違っても無理してすぐに運転して帰社しようとしないことです。
しばらく様子を見ても改善がみられない場合は、安全運転を徹底して帰社し、必要に応じて医療機関を受診してください。
安全運転のためには、まずは自身の体調管理が最優先です。
~~ まとめ ~~
暑い季節のタクシードライバーの健康管理は、熱中症予防だけでなく安全運転にも直結します。
めまいや頭痛のある状態で運転すれば、注意散漫となり必ず交通違反や事故が起こります。
毎日の小さな心掛けが、自分自身とお客様・周囲の方々の安全を守ることに繋がります。
今年の夏もまだしばらく続きますので、無理せずしっかり対策をして乗り切りましょう!
弊社では、健康促進委員会を設置し全社員に対し健康情報を発信しており
全社員の健康維持に力を入れています!